1日1ジョーク

創作アメリカンジョークを公開しています。1日1更新。

牡蠣

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オイスターバーで4人グループが食事をしていた。

4人は蒸した牡蠣、バター醤油で焼いた牡蠣、大粒のカキフライなど様々な牡蠣料理を楽しんだ。

A「どれも美味しい」

B「初めて来たけど、値段もそこまで高くないし、いい店だね」

C「ここにして正解だったね」

彼らは絶品料理に満足していたが、メニューを見ていた一人が言った。

D「ねえ、せっかくだし生牡蠣食べない?」

A「生牡蠣かー」

B「食べたいけど、ノロウイルスが怖いよね」

C「あ、でもあそこ見て」

Cが店内の壁に貼られた一枚のポスターを指差した。

『当店でお出しする生牡蠣は、全て厳格なノロウイルス検査を実施済みです』

A「検査済みなら、安心かな」

B「そうだね」

C「じゃあ、注文しちゃう?」

4人は生牡蠣を注文した。届いた生牡蠣は身はプリプリで、口に入れると濃厚でクリーミーな味わいが口一杯に広がった。

A「美味しいー!」

B「やっぱり生は美味しいね」

C「注文してよかったー」

D「最高」

4人が生牡蠣に舌鼓を打っていると、店内の奥から高級そうな服に身を包んだグループが出てきた。

A「あの人たちもお客かな」

ちょうど近くを店員が通りがかったので、Cが聞いた。

C「奥にも部屋があるんですか」

店員「ええ。奥はVIPルームとなっております」

A「へえ。今度行ってみたいね」

D「VIPルームだと、特別メニューがあったりするんですか?」

店員「いえ、メニュー自体は同じ物となります。ただ――」

店員は誇るように言った。

店員「VIPルームでは、検査に合格した牡蠣を食べることができます」