1日1ジョーク

創作アメリカンジョークを公開しています。1日1更新。

クール便

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チャイムが鳴り、家主がドアを開けると荷物を持った配達員が立っていた。

配達員「冷蔵のお届け物です」

家主は受け取ろうとしたが、そのとき冷蔵庫の中が一杯だったことを思い出した。

このまま受け取ってしまうと腐らせてしまう。家主はダメ元で聞いてみた。

家主「あの、今日受け取らないでまた後日来てもらうことってできます?」

配達員「え、それはちょっと……」

顔を曇らせる配達員。家主はやっぱりダメかと肩を落とした。

仕方なく荷物を受け取り、判を押したとき、家主は名案を思いついた。

家主「あの、今荷物を送ることってできますか」

配達員「え? まあ一応……」

家主は配達員から送り状をもらうと、届け先に自分の住所を記載し、今届いたばかりの荷物に貼り付けた。

家主「では、これをクール便で送っていただけますか」

配達員「分かりました」

そう言うと配達員は荷物を持って出ていった。

これで時間を稼げる。家主がほっとしていると、再びチャイムが鳴った。

開けると、配達員が先ほど書いた伝票を見ながら立っていた。

家主「どこか記載漏れでも?」

配達員「いえ、お荷物のお届けに参りました」