1日1ジョーク

創作アメリカンジョークを公開しています。1日1更新。

遅刻魔

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A子はB子の遅刻癖に辟易していた。

待ち合わせをすると、2、3分の遅れは当たり前。ときには10分近く待たされることもしばしばだった。

ある日、A子はB子の友達だというC子と知り合った。

A子はB子についての愚痴を言った。

A子「B子って、いっつも遅刻するよね」

C子「え? そうなの?」

A子「あれ? 違うの?」

C子「私と遊びに行くときは、いつも先に来てるけど」

その話を聞いたA子は怒りを感じた。C子との約束は守るくせに、どうして私のときは遅刻するわけ?

そんなA子の気持ちを知ってか知らずか、B子から遊びの誘いが来た。

A子「明日? 空いてるけど、一つ条件があるわ」

B子「何?」

A子「明日、私のことC子だと思って待ち合わせ場所に来て」

B子「え? でもあなたC子じゃないし」

A子「いいから」

B子「うーん。努力はしてみるけど」

A子は、これで明日B子は遅刻しないはず、と考えた。

しかし翌日、約束の時間になってもB子は現れなかった。

5分経ち、10分が経過したが一向に現れる気配はない。

20分経ったとき、さすがに遅すぎると心配になったA子はB子に電話をした。

すると、B子がのんきな声で出た。

B子「もしもし?」

A子「B子。あんた今どこにいるのよ」

B子「今家を出たところだけど」

A子「はあ? 私、ずっと待ち合わせ場所で待ってるんだけど」

B子「え?」

B子が驚いた声で言った。

B子「あなたがそんなに早く到着するなんて、今夜雪でも降るんじゃないかしら」