1日1ジョーク

創作アメリカンジョークを公開しています。1日1更新。

電光石火の仕事人

 

あるところに、とても仕事のできるビジネスマンがいた。

普通の人が1時間かかる仕事を10分で仕上げ、最低3回は訪問しないと話すら聞いてもらえないという取引先に、たった1度訪れただけで契約を取ってきたこともあった。

付いたあだ名は電光石火の佐藤。

彼はいつも誰よりも早く、あっという間に仕事を終わらせてきた。

そんなある日、彼がいつものように素早く仕事を終わらせ、帰宅しようとしていると、部長が困ったようにため息をついているのが見えた。

佐藤「部長、何かお困りですか?」

部長「ああ、佐藤君か。実は明日、鈴木さんが来れなくなってしまったみたいでね」

佐藤「そうですか。よければ私が鈴木さんの仕事を代わりにやりましょうか」

部長「え? でも自分の仕事もあるだろう?」

佐藤「ご心配には及びません。普通は1日かかる仕事でも、私なら半日、いや、2時間で仕上げてみせます」

部長「それは心強いな。そしたら佐藤君に任せようか」

佐藤「ええ、任せてください。ところで、鈴木さんはなんの仕事をしているんですか」

部長は答えた。

部長「このビルの警備だよ」

 

 

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